年齢や色覚障がい、国籍など人によって目の見え方はさまざまです。
メディア・ユニバーサル・デザインは誰もが使いやすく見やすいメディア情報を提供し、よりよい社会環境を作っていく活動です。
当社のメディア・ユニバーサル・デザインの資格取得者が、ご相談を承ります。
色覚障がい者、高齢者の白内障により色覚が低下した方など、一般の人と色の感じ方の違う人は、全国で500万人以上いると言われています。
また、外国の人への配慮、子供への配慮も併せて取り組んでいくべき課題となっています。
しかし、デザイン・文字・色使いなどの配慮に欠けた情報は少なくありません。
情報を読み取れずに不便を感じている人が多くいます。
色覚障がい者の大多数は赤の波長か緑の波長を感じる視神経に異常が生じているため、程度や個人差もありますが色の差が感じにくくなっています。
また、白内障の方は淡い色の組み合わせが見分けづらく、明度の高い黄色などは見えづらくなります。
印刷物、Webサイトなどで文字情報は重要な情報伝達要素です。
しかし、人によって見え方はさまざまで、フォント、文字間隔、行間などを配慮する必要があります。
漢字や難しい表現は外国の方や子供には理解できないことがあります。
イラストやアイコンなどを用いることにより、一目みただけで何か判断できるのが理想です。
人により見え方はさまざまで、高齢化が進む日本において、これらの配慮は今後さらに重要なものになってきます。
視覚メディアを誰もが見やすく解りやすいものへ変えていくには、工夫と技術の組み合わせが必須です。